作風と住んでいるところについて

沖縄でお邪魔したdoucatty(どぅかってぃ)さん。

ご夫婦と手伝いの若手さんで作っていらっしゃいます。

 

沖縄暮らしをイメージさせるテキスタイルや絵や布作品。

その色使いの鮮やかさとどこかモダンな雰囲気がとても気になって。

製作の日々でご迷惑とは思いましたがぜひとも工房を拝見してみたいと。

展示会のための大きなタペストリーが掛かっていて、針で

気の向くままに刺繍していらっしゃいました。

その自由な姿が目に焼きつきました。

格好つけず格好がついてくる。

 

バナナの林の中に工房兼住居がありました。

猫たちが私たちよそ者の様子を見ています。

バナナの花を初めて見ました。

我が家の周りとはまるでちがう風景です。

 

六角イロマンチャーと手書きのレシートに書かれていました。

一枚一枚とてもいいのだけど、沖縄の海の水面みたいなこの手ぬぐいを

いただきました。

風に揺れて欲しいので、窓辺の食器棚ののれんにしました。

 

息子はGo slowlyと書いたTシャツを。

お土産に庭のバナナまで包んでいただきました。

 

自分が作り手であるから感じることなのか?

こんなに別の分野の、知らない土地の作家さんのことに興味をもったことが

今まであっただろうか?

彼らの暮らし、沖縄という風土から生まれるもの。

伝統とも違ってもっとゆるい今、とても個人的な作品。

 

私の住む飛騨は真逆といっていいほど冬のながい気候。

海はなく山に四方を囲まれています。

作るものにどれほど影響するのでしょうか?

 

沖縄の作り手さんたち、とっても素敵だけど自分には真似できない何かがあります。

同じように私にもここ飛騨でしかできないような雰囲気みたいなものが表れたら

いいなと思います。

 

 

| pot-macaron | 22:58 | comments(0) | - |
沖縄旅

沖縄、初めて訪れました。

これで日本全県旅できました。なかには滞在時間の少ない場所もありますが。

ずっと沖縄だけは出かけられずにいました。

沖縄は辛いことをいっぱい背負っているとか、本土の犠牲になっているとか

申し訳ない気持ちになってしまうこともありました。

今や世界的なリゾートで沖縄の人々はいい生活をしているとも聞きました。

けれど本当にそうなのか自分で見てみようとも思い。

 

沖縄の民家の造りは私たち雪国とはもちろん違います。

石やコンクリートなどの四角い建物が多く、木々も常緑の強い葉のものが生い茂っていました。

花は鮮やかにあふれていました。

 

首里城近くの食事処にて、沖縄そば。

こんなに噛み応えのある麺とは!

豚肉は甘辛くてしっかり味。

島とうがらしを泡盛につけた辛味も足してみたり。

 

さとうきび畑と空、海と空。

どんな景色も映画のように見えることがあります。

学生の時旅した、夏の東北や北海道を思い出すような瞬間でした。

写真にすると切り取られて見えてくるもの。

自分が本当に見ているもの。

 

 

 

| pot-macaron | 21:45 | comments(0) | - |
温かい気持ちで

こちらは初日台北についてすぐにお邪魔した「温事」さん。

中山というかわいいお店の多いエリアの裏道にありました。

初めて入ったかわいらしい店内に見入っていると

ありました、

先日お送りした器。

おお、元気だったかい!

 

温故知新な店内、古いものと新しいものが同じように並んでいました。

和っぽいものが多いようなと思ったら。

店主の陳さんはかなりの日本通というか茶道通らしく。

二階に案内され、見せていただいた茶室にはびっくり。

たくさんの抹茶椀コレクション、茶道具、書籍。

日本に住んだことはないけれど、

何度も足を運んで茶道を学び、作品を集めたそう。

 

もういちど一階におりてみると、

日本のものが多い中に金継ぎした器がありました。

そしてよく見ると私の器にも何枚か金継ぎがしてあることに初めて気づきました。

「これはもしかして・・・」

うなづく陳さん。

割れて届いたのです。

厳重に梱包したつもりだったけど、やはりこうなったのか。

一瞬割れてしまったことにショックを受けましたが、

こうして一度目は気づかないくらいきれいに金継ぎしてくださっていたことが

嬉しく思えました。

私の方には無事に届いたと連絡がきていたのに。

 

初めて知り合った台湾人の陳さんはこんな人柄のひとでした。

 

海外から器のオーダーをいただくことが増えて、初めは信用できず全て

お断りしていました。

けれども、「作品は日本でだけ」と考えることが不自然なことのように思えてきました。

もちろん沢山は受けられませんので、お断りもしてしまいますが。

 

自分の器を扱ってくださるお店には足を運ぶと

またがんばろうと思えます。

 

 

 

 

| pot-macaron | 22:12 | comments(0) | - |
台湾へ

台湾へ行ってきました。

息子の5年生の夏休みということで、思い切って久しぶりの海外へ。

パスポートはとっくにきれていて、家族でうきうき旅支度してきました。

 

ホテルは台北駅の近くで、新宿みたいだと思った。

気温は35度で湿度が高く汗がだらだらとでる。

アジアの国らしくパワフルであり、多種多様な人物がいる。

地下鉄で寝る人はいなくて、なぜか私たちも寝られなかった。

 

まずはホテルで荷を下ろし、夕方士林市場へ。

射的や食べ物屋台がいっぱいでにぎわっていました。

地下の食堂街は熱気むんむんでしたが、思ったほど美味しいものにありつけず。

水餃子に八角の強い甘いあんがかかっていたのは口にあいませんでした。

空シンサイ炒めは美味しかったのですが、すごいにんにくの量。

日本でたべる台湾料理よりヘビーでした。

油とにんにくで甘い。

 

初日なのでひかえめに。

フルーツジュースの店で、百花緑茶という名前にひかれてたのんだお茶は

甘い香りのとても美味しいお茶でした。

 

次の日行った小龍包やさんは、美味しかったです。

ウー・ウェンさんの小麦粉料理に出てくる感じがありました。

ジャスミンティがお冷ですが、美味しくて何杯もおかわりしました。


 

 

2日目、町歩き。

苔毛(たいも)というcafeはとてもおしゃれでゆったりしたお店でした。

飲み物ひとつひとつを職人的なお兄さんがいれてくれます。

見た目も美しい。

店内も美しい。

 

そういえば、台湾で飲み物はあてずっぽうにオーダーしてもすべて美味しくて、

とくにアイスティーはほどよくフルーツや花の香りが入っていて、

ウーロンでも緑茶でも紅茶でも美味しかったです。

 

夕方は淡水という海につながる運河へ。

息子がサイクリングしたいというので、自転車を借りて運河沿いを走る。

広場では音楽を奏でるひと、写真を撮るカップル、観光客、

いろんな人々がのんびりと過ごしていました。

 

ディーホァジェという町は古い町並みで乾物屋などのお店がいっぱい。

お茶やさんでお目当ての東方美人茶を試飲させてもらい、購入できました。

 

それにしてもこちらの植物はやはり南国、色鮮やかで強い感じ。

台北はマンションも多く、ベランダに花がこぼれて見えます。

ベランダに花木が茂っている家も。

植物園でじっくり植物について学びたかった。

 

この町で一眼を落とし、ここまでしか写真がない・・・

次回は、台北の中山地区にあるお店について書きます。

 

| pot-macaron | 22:35 | comments(0) | - |
山陰旅と草花

夏休みが終わりました。

ずっと休まずがんばって、お盆すぎに天の橋立の友人宅、広島里帰り、島根、鳥取と

旅してきました。

砂丘はお天気でのどがカラカラ。

おかげで美しい風景に出会えました。

 

砂丘のすり鉢のようになった部分。

壁のように見える急斜面を息子が走って登ります。

私たちはなだらかな斜面より登りました。

登りきると海が一面に広がり、風が汗を乾かしていきます。

更に海までまた降りていき、また登る。

いろんな人々がいろんな格好でそれぞれ砂丘を登ったり降りたりしていて

おもしろいです。

写真家植田正治も砂丘と人の存在を面白く撮っていましたね。
とにかく砂丘という場所は不思議な空間です。

ただ広い海や空を眺めていると自分はアリのようなもの。

気持ちも広々としてきます。

 

鳥取では倉吉に立ち寄りました。

古い建物が多く残っていて路地裏がほっとする町です。

古いまんまにしておくことの大変さもわかります。

私たちのすんでいる古川と同じくらいの小さな古い町。

 

島根は石見銀山へ。

世界遺産になる前に訪れた事がありましたが、ほとんど変わらないような。

町がわかりやすく案内されてはいました。

郡言堂のカフェにはぜったい行きたかったので満足。

中庭に面するこの空間が好きです。

 

中庭には草花のテーブル。

庭の草花というアルバムがカフェに置いてあり、

じっくり見せてもらいました。

名前の分からない草花の名前がわかりました。

 

先日夫の仕事関連でフラワースタイリストの平井かずみさんが

我が家にいらっしゃいました。

憧れの方とうちでお話しできるなんて!

平井さんの本を見るようになってから、わたしも気負わず

四季の草花や雑草まで生けるようになりました。

とても可愛らしいのに気取らない方で、純粋な草花への思いを聞いて

やっぱり素敵な方だと思いました。

平井さんがうちの玄関に挿してあった雑草のような花を

「ヌスビトハギですね。」と。

うちの周りで草をとっていて見つけたもの。

大輪ばかりが花ではなく、足元に可愛い花が咲いているということに

気づく自分でいたいです。

 

 

| pot-macaron | 22:45 | comments(0) | - |
大英自然史博物館展と東京蚤の市

前売りを持ったまま五月になって、今週末なんとか行きました。

国立科学博物館の「大英自然史博物館展」

上はドードー、翼があるが飛べない鳥。

 

息子は音声ガイドをかりて説明をききながら進みました。

 

自然史というものに興味を持ち始めたのは、そんなに前ではないのです。

たぶん植物を描くようになってから。

それから息子と恐竜や太古の地球について考えるようになってから。

地球では多種多様な生命が誕生、絶滅し、進化していっている。

数かぎりない種を分類し、わかりやすく教えてくれるのが博物館。

人間って何なのか?永い地球の歴史の中のほんの一瞬でしかない人間の歴史。

そのまた一瞬である私たちの今。

 

気づくと昼前から夕方五時半過ぎまで博物館にいました。

常設展も見ごたえたっぷりで、また日本館には行けませんでした。

 

今日は東京蚤の市に行ってきました。

帰りの時間まで2時間くらいしかなかったのですが、楽しめました。

豆皿市はどうかな〜?と見に行ってみました。

私の豆皿とはしおきはひとつもありませんでした。

今頃どんなお家に連れて帰ってもらっているでしょう。

ありがとうございました。

 

花マルシェも素敵でした。

古いものとドライフラワーを組み合わせたお店、よかったなあ。

買って帰りたかったけれど、無事に飛騨まで持ち帰れるか不安もあり。

 

息子はいつものワークショップ魂に火がつき、

「ハンモック作りたい!」

一人用の小さめハンモックを編みました。

編み進み、端まで行くと分からなくなり何度か教えていただきました。

そして、時間ぎりぎりにできあがりました。

人でいっぱいの会場をダッシュで出口に向かいました。

調布で特急が来てくれなかったら、帰れなかったかもしれません。

 

そうして無事帰ってきました。

明日からまた、仕事がんばるぞー!

 

 

 

 

 

 

 

| pot-macaron | 23:42 | comments(0) | - |
春旅、東京

先週末は春旅東京。

開催中の個展会場エッケプンクトさんにもお邪魔してきました。

個性的なセレクトがとてもすてきなお店で、いろいろお話しでき、楽しかったです。

 

こちらへは昨年に続き息子のこどもエコクラブの発表できたのですが、前日に熱。

まさにミュシャの大作に観入っていた夕方に連絡がはいりました。

草間彌生もすごい人気でしたが、今回は私はミュシャでありました。

今までのきれいなポスターのイメージとは異なる、人類の歴史みたいな「スラブ叙事詩」に圧倒されました。

よかったなぁ。

 

息子の熱で帰らなくてはならなくなり、

前売りを手に入れていた大英博物館展は先おくり。

また行こうね、と計画中です。

 

 

 

| pot-macaron | 22:35 | comments(0) | - |
富山ガラス美術館

富山ガラス美術館へ行ってきました。

息子の冬休みも今日で終わり、

私たちにもまたフル回転でのお仕事が待っています。

夫が珍しく美術館に行こうかといいます。

こんなことはありませんので、ウキウキです。

 

新しいこの建物は美術館や銀行図書館などが入っています。

現代的な感じなのに、木の長い板がたてよこに配してあって、

なんだか落ち着きます。

光いっぱいの図書館もいいなあ。

 

アメリカのガラス作家チフーリの奇抜な色ガラスが富山のイメージ

で表現されていました。

こちらは写真OKとのことで撮らせていただきました。

 

企画展はチェコのガラスのオブジェでした。

こちらではがらすの美しいかたまりを眺め、

チェコに行ってみたいな、などと久しぶりに海外へ出かけたい気持ちになりました。

 

美術館はちょっとしたことで新しい気分をくれます。

 

新しい年にちょっといいお出掛けでした。

また明日からがんばります。

 

| pot-macaron | 18:35 | comments(0) | - |
東京旅行

連休は子どもの発表会で東京へ出かけました。
発表会の前後でお世話になっているお店へお邪魔してきました。
puento puentaさんでは阿部春弥さんの個展中でした。
子ども連れでの訪問は落ち着かず、ご迷惑おかけしましたが
6月の展示会に向けての話はできました。

住宅街の中を歩いていくと大好きな沈丁花の香り。
みなさん限られたスペースを上手に使って花や木を楽しんでいらっしゃいます。
puento puentaさんのお庭にも桃の木が、かわいく花を咲かせていました。


上野桜木にある、「あたり」
このあたりは戦前からの建物が残っていて、
今とても大切に素敵に生まれ変わっています。
お世話になっている「うつわ、ごはん、暮らしの倉庫」さん。
ウェブショップから器の取り扱いを始められ、
今は期間限定のショップやイベントをこちらの一角でされています。
ご友人のお住まいとか。

古いものが美しく整えられ大切にされているのを見ると、
気持ちがまっすぐになる気持ちがします。
こちらで10月に夫のガラスと私の陶器の展示会をさせていただく話なのですが、
スペースが限られるので、ちがう場所をと案内いただきました。

歩いてちょっとの場所に古い一軒やがありました。
吹きガラスのゆらゆらした窓ガラスが見えます。
まだこれから整えていくということで、楽しみでもあります。

お仕事の話をばっちりして、さあがんばるぞー!という気持ちです。

今回1000WAN MARCHE(伊勢丹新宿店)のイベントでは私の器も完売いただきまして、
MARCHE PLUSというコーナーにまたいくらか作品を送らせていただきます。
3月29日までです、どうぞお立ち寄りください。




 
| pot-macaron | 10:44 | comments(0) | - |
瀬戸へ

土の買出しに瀬戸へ。
今回は釉薬原料なども特に買い足さなくてすんだので、土のみ。
しかし土だけで帰るのはもったいないので、
陶磁資料館(陶磁美術館になっていた)を見てきました。
今回は装飾的なタイルの展示で、色釉やでこぼこに釉薬がたまったタイルの質感など
参考になりました。

じっくり見た後帰ろうとすると、年に一度の登り窯焼成をしているので
見て行って下さいと。
せっかくなので見せていただきました。


3つの間のある連房式です。
昨晩から焚いて、一の間は終わり二の間1140℃くらいでした。
連房式はたき口に火を入れてから一つの間づつ焼いていきますが、
下の間から順に焼くので上の間に移る時にはすでに1000℃くらいあります。
そこから1250℃くらいまで薪をくべていきます。


両側からタイミングを同じにして薪をいれます。
入れると赤い炎が色見穴から噴出します。煙突からは真っ黒い煙。
少し落ち着くと温度が上がり始めます。

若い学生さんたちが楽しそうに先生の指導で動いています。
私も瀬戸にいた頃何度か登り窯お手伝いしたことがあります。
火を絶やさず、みんなで焚くのは楽しかったな。


窯トークで、加藤清之さんがお話ししてくれました。
わあー、変わらずお元気でかっこいい!
もう85歳くらいのはずだけど。
この窯で何年か織部を酸化で焼いているそうで、窯詰めの場所での温度の違い、
時間ごとで違う釉薬の色、最後は色見を取り出してもう少しとか決めること、
それがいちばん面白く高揚感もあるのだと語られました。

自分の窯を思い出してみても、同じことが言えます。
けれど何かが決定的に違うのです。

昔は焼き物はこうだったんだよなあ、人の手で燃料を調達し、くべて、
温度計はなく、火を見ていた。
こういう気持ちで窯はいつも焚きたいなあ。
明日も本焼き、がんばろっと!



 
| pot-macaron | 22:42 | comments(0) | - |
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